今週の名言・迷言 39

人生にはスキャンダルより悪いことが一つだけある。それはうわさにすらならないことだ

オスカー・ワイルド

先週の名言・迷言とのからみでいうと、「悪名(あくみょう)は無名(むめい)に勝る」と同じような趣旨でしょうか。

オスカー・ワイルド(1854年~1900年)はアイルランドのダブリンで医師の家系に生まれ、イギリスとフランスで作家活動を行った詩人・劇作家です。

成績優秀で、ダブリン大学を経てオックスフォード大学に進学し、首席で卒業しました。傑作の『サロメ』はフランス語で執筆しています。

派手な格好や言動のため、若くして社交界で注目を集めるとともに、女性や男性との交友関係がさまざまなスキャンダルにもなりました。

卑猥行為(男色)で投獄されたり破産宣告されたりしたあげく、性病の梅毒に起因する脳髄膜炎のため、フランスのパリで死亡しました。享年46歳。

葬儀には数人しか参加しなかったといわれています。

「人生には二つの悲劇しかない。一つは、自分の望むものが得られないことであり、もう一つはそれを得てしまうことだ」という言葉も残しています。