人生の名言・迷言 49

宇宙にはきっと知的生命が満ちている。知的すぎて地球に来られないだけだ。

アーサー C.クラーク

今年の1月1日、米航空宇宙局(NASA)は無人探査機の「ニューホライズンズ」がこれまでで最も遠い天体に到達したと発表しましたね。

13年がかりで太陽から約65億キロメートル離れたところにある「ウルティマ・トゥーレ」と呼ばれる天体に接近したそうです。

この星は長いところで30キロほどなので、星と呼べるほどの大きさもなくて、形はピーナッツ状をしているようです。

こちらのサイトに、その画像があります(NASAの英語のサイトです)。

ま、地球から少なくともここまでは知的生命体がいないことは確かでしょうね。

ところで、アーサーC. クラーク(1917年~2008年)はイギリス出身のSF作家です。

趣味のスキューバダイビングなどのためスリランカに移住し、生涯をそこですごしました。

映画にもなった『二〇〇一年宇宙の旅』などで知られていますが、英空軍ではレーダー技師でもあり、戦後はロンドン大学で数学と物理を専攻しています。

同時代に活躍したハインラインやアシモフに比べると、静止衛星による通信システムを提案するなど、科学技術にも造詣が深く、内容もリアルだとされています。

今週の名言・迷言 29

宇宙に異星人はごく普通に存在していると思う。知的生命体はずっと少ないだろうがね。地球にはまだ出現していないという人もいる。

スティーヴン・ホーキング

今年(2018年)3月14日に76歳で亡くなった物理学者スティーヴン・ホーキングの言葉です。

学生時代に筋委縮性側索硬化症(ALS)を発症し、以後、車いすでの生活を余儀なくされながら、ブラックホールなどの研究と一般への啓蒙活動を精力的に続けたことでも知られています。

この言葉は、人間はまだ「知的」と呼べる生命体ではないという博士一流のジョークで、昨今の国内外のニュースを見ていると「たしかにそうだ」と思わせるものがありますが、博士は「我々はごく平均的な恒星を周回している小さな惑星の一つに生きている進化した種の猿にすぎない」とも述べています。

その後に「だが、我々は宇宙を理解できるし、これが我々を特別な存在にしている」と続きます。