一歩差がつく大人の英語 Week 2

このページで使用した英語の発音は このページの最後 で聞くことができます。

Day 1 / Week 2

●もう手を引くよ。

I will step back from my role.

ステップ・バックは文字通り「一歩下がる」で、辞めるとか、撤退するという意味にもなるのですが、イギリスのヘンリー王子(Prince Henry)の英王室離脱 (?) 宣言でも効果的に使われていました。

“We will step back as ‘senior’ members of the Royal Family.”
私たちは英王室の「シニア」メンバーとしては一歩退きます。

シニアという言葉は年長者という意味にも使われますが、ここでは王位継承者たる地位を指すのでしょうね。

ちなみに、王室関係の言葉はネイティブでもけっこう混乱したりします。

たとえば、

ヘンリー王子(35歳)はチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の次男です。
日本では「ヘンリー王子」と呼ばれるものの、英語のニュースなどでは通称の Prince Harry (ハリー王子)が一般的に用いられています。

正式な呼び方は、
サセックス公爵 Duke of Sussex です。

メーガン妃は、当然
サセックス公爵夫人 Duchess of Sussex

二人合わせて
The Duke and Duchess of Sussex (サセックス公爵夫妻)です。

家族関係をもう少し続けると、

父親のチャールズ皇太子(71歳)は、
ウェールズ公 Prince of Wales

長男のウィリアム王子(37歳)は、
ケンブリッジ公 Duke of Cambridge

祖母のエリザベス二世(93歳)
Queen Elizabeth II は、 女王陛下 Her Majesty The Queen

* 年齢は2020年1月現在

● 本日の時事英語 “English from the news”

バッキンガム宮殿    Buckingham Palace

● 文化にまつわる言葉 “Arts & Culture”
イギリスつながりで、シェイクスピアの喜劇の傑作
から騒ぎ   Much Ado About Nothing
ado = 騒ぎ

Day 2 / Week 2

● 安らかにお眠りください

Rest in peace.

キリスト教で人が亡くなったときに口にする決まり文句です。
この後に人の名前をつけたりもします。
また、単に RIP でも通じます。

旅客機の墜落や交通事故など、年齢順にあの世に行くとは限らないところが人生の悩ましいところですね。

百歳の人が亡くなると「大往生」という感じで、
英語でも、

He died a peaceful death.
という表現を使ったりします。

お葬式    funeral
香典    condolence money for a funeral  condolecen = お悔み、哀悼
お通夜   (funeral) wake  ずっと起きている(wake) ところから
火葬/荼毘(だび)     cremation

The  body has to be cremated.
遺体は火葬しなければならない。

● 本日の時事英語 “English from the news”
成人式    Coming-of-age ceremony

● 文化にまつわる言葉 “Arts & Culture”
ノルウェーの森    Norwegian Wood

もともとビートルズの曲でしたが、いまでは村上春樹のベストセラー小説の方が有名でしょうか。
ちなみに英語のタイトルはどちらも同じですが、小説はノルウェイ、曲はノルウェーです。日本の外務省による表記も「ノルウェー」です。

Day 3 / Week 2

● 自分に嘘をつかないで

Stay true to yourself.

“true to oneself” は「自分をごまかさない」「自分に正直に」という意味。

Be true to yourself.
これも OK です。

自分に正直に

Be honest with yourself.

その逆は「 ~のふりをする」でしょうか。

He just pretends to be a musician.

ミュージシャンのふりをする。

あるいは「ネコをかぶる」
英語では「羊の皮をかぶったオオカミ」という表現を使います。

He is a wolf in sheep’s clothing.

「仮面夫婦」なんてのもありますね。
直訳した Masked couple ではなんのことかわかりません(通じません)。

こういうときは、
もう愛し合っていない夫婦  They don’t love each other.  とか
表面をとりつくろった夫婦    Superficial husband and wife
と表現するしかありませんね。

どうしても短くしたいときは

loveless couple

同名の曲もあったりします (~~;

● 本日の時事英語 “English from the news”
文書業務削減法     Paperwork Reduction Act

1995年にアメリカで成立した法律。
内容はそのものずばりです。
究極の効率を求めて電子政府化をめざしているわけですが、うちの会社にもほしいという、書類の山に埋もれている人も多いのでは?

● 文化にまつわる言葉 “Arts & Culture”
第九    Beethoven’s 9th
正式には The Symphony No. 9 in D minor, Op. 125

年末に恒例の第九(だいく)といえば「ベートーベンの第九交響曲」。
日本と同じように、ベートーベンの 9th というだけで(交響曲と言わなくても)わかります。

Day 4 / Week 2

● おじいちゃんが認知症と診断された

Grandpa is diagnosed as having dementia.

認知症は dementia
認知機能の喪失    loss of cognitive activities

かつて使われていた「ぼけ」に該当する言葉は senile で

He is senile, we know.

と言ったりしますが、

この言葉は日本語と同じで、マイナスのイメージがあるため、
より正確な症状を指摘することが多くなっているようです。

物忘れや思いこみ    memory loss and confusion

とはいえ、これは「年をとるにつれて誰にでも起きること」ですね。

It is a normal consequence of getting older.

● 本日の時事英語 “English from the news”
アルツハイマー病   Alzheimer’s disease

アメリカのレーガン大統領も生前にアルツハイマー病であることを公表しましたが、こればっかりは、洋の東西を問わず、勲章や肩書の数にも関係ないようです。

● 文化にまつわる言葉 “Arts & Culture”
ライナスの毛布    Linus’s blanket

ライナスの「安心」毛布 (security blanket) は、スヌーピーの飼い主の男の子 Linus が安心するために手放さない毛布ですね。

Day 5 / Week 2

● 病気とたたかう

I’m battling the disease.

風邪くらいだと have (I have a cold.) でよいのですが、
少し重い病気のときは battle を使います。

ポップシンガーのジャスティン・ビーバー(Justin Bieber) がライム病 (Lyme disease) の治療中であることをインスタグラムで公表して注目されました。

I’ve been battling and OVERCOMING!
病気とたたかってきて、よくなってきている。

いろんな病気がありますね。

ライム病というのは初耳ですが、マダニなどが媒介する感染症のようです。

マダニは運動公園や庭の芝生にも普通にいる虫で、、、
ライム病とは関係ありませんが、日本でも高齢者がマダニにかまれて死亡する事故も起きています。

感染症   Infectious disease (略称は ID)
生活習慣病   adult lifestyle-related diseases

● 本日の時事英語 “English from the news”
温室効果ガス  Greenhouse gas (GHG)

地球温暖化の原因とされる二酸化炭素 (carbon dioxide) などを指します。

● 文化にまつわる言葉 “Arts & Culture”
奥の細道 The Narrow Road to the Deep North

今週取り上げた英語の発音はこちらです。

英語を目で見ながら、耳で発音をきいてみなしょう。

五感をフルに使うと記憶に残りやすくなりますよ。

Improving Your English Skills
Day 1 / Week 2
I will step back from my role.
We will step back as ‘senior’ members of the Royal Family.
Duke of Sussex
Duchess of Sussex
The Duke and Duchess of Sussex
Prince of Wales
Duke of Cambridge
Queen Elizabeth II
Her Majesty The Queen
Buckingham Palace
Much Ado About Nothing

Day 2 / Week 2
Rest in peace.
He died a peaceful death.
funeral
condolence money for a funeral
(funeral) wake
cremation
The body has to be cremated.
Coming-of-age ceremony
Norwegian Wood

Day 3 / Week 2
Stay true to yourself.
Be true to yourself.
Be honest with yourself.
He just pretends to be a musician.
He is a wolf in sheep’s clothing.
They don’t love each other.
Superficial husband and wife
loveless couple
Paperwork Reduction Act
Beethoven’s 9th
The Symphony No. 9 in D minor, Op. 125

Day 4 / Week 2
Grandpa is diagnosed as having dementia.
dementia
loss of cognitive activities
He is senile, we know.
memory loss and confusion
It is a normal consequence of getting older.
Alzheimer’s disease
Linus’s blanket

Day 5 / Week 2
I’m battling the disease.
I have a cold.
Justin Bieber
Lyme disease
I’ve been battling and OVERCOMING!
Infectious disease
adult lifestyle-related diseases
Greenhouse gas (GHG)
carbon dioxide
The Narrow Road to the Deep North

#一歩差がつく大人の英語 #ImprovingYourEnglishSkills

人生の名言・迷言 60 人に好かれるために自分を偽るくらいなら、、、

quotes-60-jide

人に好かれるために自分を偽るくらいなら、ありのままの自分で嫌われる方がましだ

アンドレ・ジッド

「自分を偽らず、ありのままの自分」とか、現代の若いタレントさんがSNSにでも書きそうな言葉ですが、これはフランスのノーベル文学賞作家、アンドレ・ジッド(1869年~1951年)の言葉です。

ジッド(ジイドとも表記されます)といえば、新訳聖書の福音書の一節をモチーフにした『狭き門』や『田園交響楽』など、純粋無垢な、自己犠牲的な生き方をつらぬく女性を描いた作品を中心に、かつては日本でも大人気でした。

ジッド本人は、こういう生き方ではだめですよという思いをこめて書いたらしいのですが、読者からは逆に受け取られて人気になったということのようです。

とはいえ、アフリカにおけるフランスの植民地支配に反対して政治参加をとなえたり、カトリックの総本山であるローマ教皇庁を皮肉ったりと、なかなか社会的に話題を集める問題行動も多く、敵も多かったようです。

従姉と結婚したものの、自伝の『一粒の麦もし死なずば』で告白しているように、彼自身は同性愛者であり、またノーベル賞を受賞しているにもかかわらず、ローマ教皇庁はジッドの死後、その作品を禁書に指定したほどです(カトリックの禁書目録は、現在では廃止されています)。

そういう自伝的要素を念頭において「自分を偽るくらいなら」という言葉を読み返すと、なかなか深い意味がこめられてもいるようです。

一歩差がつく大人の英語: Week 1

1 Day 1 / Week 1

手を広げすぎてはいけないよ

Don’t bite off more than you can chew.

Bite off は「食いちぎる」、chew は「かむ」で、「一度にたくさん口に入れすぎてはいけない」というのが文字通りの意味。

転じて、 「自分ができる以上のことを一度にやろうとしてはいけない」という意味になります。

Don’t take on too much. も同じ意味です。

「自分の能力以上のことをやる」は
“(to) do more than you (or I) actually can”

新年には、はりきりすぎてちょっと実現できそうもない目標をかかげてしまい、結局は三日坊主に終わるというパターンに陥りがちですが、実現可能な課題を一歩ずつクリアしていくことも大事ですね。

● 本日の時事英語   “English from the news”

犯罪人引き渡し条約     Criminal Extradition Treaty

ゴーン被告の日本脱出・レバノン入国で一躍注目を集めるようになったのが「この言葉」ですね。
extradition は「送還」とか「引き渡し」です。

● 文化にまつわる言葉   “Arts & Culture”

(映画)「アナと雪の女王」

Frozen” (凍りついた)

大ヒット中のディズニー映画(現在上映中の続編は Frozen 2)

Day 2 / Week 1

●新年の抱負は?

What is (are) your New Year’s resolution(s)?

新しい年を迎えると、洋の東西を問わず、過去を反省し、新しい決心をする人が多いようです。
Resolution(s) (決意/決心)は、会社の取締役会などでは「決議」になります。

  • 体重を減らす Lose weight
  • ジュール類を飲まない  Avoid soft drinks
  • SNSの時間を減らす Spend less time on social media
  • 悪い友達と縁を切る  End some unhealthy friendships
  • 毎週1冊本を読む Read one book every week
  • 毎日1万歩歩く  Walk 10,000 steps every day
  • なんにもしない Let it go

● 本日の時事英語 “English from the news”

避難 evacuation

オーストラリアの大規模な山火事 (wildfire) は終息する気配がなく、東部のニューサウスウェールズ州とビクトリア州だけで、すでに死者8名、行方不明者18名となっているようです。

ちなみに、消火活動は fighting fire、消防士は firefighter

● 文化にまつわる言葉 “Arts & Culture”

源氏物語 “The Tale of Genji

Day 3 / Week 1

●君はしっぺ返しされるよ。

She will give you tit-for-tat.

Tit-for-tat は「同じようなレベルの仕返し」です。

イラン周辺の中東情勢がなにやらきな臭いですね。
相手国の有力な将軍を殺害 (killing) したりすると、それは revenge (復讐、仕返し)にエスカレートし、引いては戦争へと……そうならなければよいのですが。

Severe revenge awaits the criminals.

犯罪者には(倍返しの)復讐をする。

これは、米国による将軍殺害に対するイラン最高指導者の言葉(英訳)です。

動詞 await のこういう使い方は、和英辞書に頼っていると、なかなか思いつきませんが、よく使う表現で、なれると便利です。

What surprise awaits you in 2020?

2020年はどんなサプライズがあるでしょうか?

● 本日の時事英語 “English from the news”

殺害 killing(s)

動詞では、 He was killed in an accident.(事故で死んだ) と受け身になることが多いですね。

ちなみに、殺人 murder との違いは、「違法かつ故意」に殺す意図があったか否かのようです。
微妙?
たとえば、戦闘で相手兵士を殺すのは murder とは言わないようです(互いに「相手が悪の聖戦」をしているので)。

文化にまつわる言葉 “Arts & Culture”

誰(た)がために鐘は鳴る  For Whom the Bell Tolls

ヘミングウェイの戦争文学の傑作です。

Day 4 / Week 1

●二日酔いで頭が痛い

I have hangover headaches.

年末年始はなにかと飲む機会があるため、街で酔っぱらいを見かけることも多いですね。

二日酔いは hangover、頭痛は headache です。二日酔いも頭が痛いも have が使えます。

  • 二日酔いだ I have a hangover.
  • 頭が痛い  I have a headache.

二日酔いの症状 (symptoms)には

  • 吐き気(ムカムカ) nausea /
  • 吐き気がする feel nauseous
  • 嘔吐(おうと) vomit /
  • 吐く vomit
  • 動悸 palpitation /
  • 動悸がする have(get) a palpitation

● 本日の時事英語 “English from the news”

動画サイト   the video-sharing platform

YouTubeやニコニコ動画など。

● 文化にまつわる言葉 “Arts & Culture”

ミロのビーナス   Venus de Milo

スシなどと同じく、固有名詞としてフランス語がそのまま使われます。

Day 5 / Week 1

●斬新な発想だ。

It’s an alien concept for us.

いつも同じような考え方、手順、方法で進めていると、安定感は確保できるものの、しだいに煮詰まってきますね。

そこから一歩抜け出すには思い切った発想の転換が必要なのですが、これがなかなか……

人間は習慣の動物なので、いつの時代も、いわゆる「見方を変える」ことには苦労しているようで、それに伴う表現も多いですね。いわく、

  • コロンブスの卵 the egg of Columbus
  • 逆転の発想 reverse thinking
  • 目からウロコが落ちる the scales fell from my eyes

世の中をひっくり返すような大転換という意味では、科学者のトーマス・クーンが提唱した

  • パラダイム・シフト   paradigm shift

● 本日の時事英語 “English from the news”

一国二制度 one country, two systems

香港がイギリスから中国に返還される際、中国側がかかげたスローガン。

● 文化にまつわる言葉 “Arts & Culture”

オズの魔法使い   The Wizard of Oz

今週の英語について、発音を聞いてみましょう。

#一歩差がつく大人の英語 “ImprovingYourEnglishSkills

人生の名言・迷言 59: 昨日は過去、明日は謎、今日こそが神様の贈り物

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昨日は歴史、明日は謎、今日こそが神様の贈り物。だから、それをプレゼントと呼ぶ。


ビル・キーン

ビル・キーン(1922年~2011年)は、アメリカの著名なマンガ家。

カートゥーン(キャプション付きの一コママンガ)を長期にわたって多くの新聞に連載していました。代表作は「ファミリー・サークル」です。どこにでもある家庭の日常生活をユーモアをまじえて描き、人気を博しました。

一般的な言い方をすれば 「昨日、今日、明日」は「過去、現在、未来」になるわけですが、ひとひねりした言い方になっています。

原文(英文)では、贈り物は gift(ギフト)で、それを後半では同じ意味を持つ present(プレゼント)に置き換えています。

プレゼントには贈り物と意味があると同時に「現在」という意味もあり、マンガ家らしい言葉遊びになっています。とはいえ、駄ジャレのレベルですが、、、

ウォールストリート・ジャーナルのような経済紙を別にすれば、米国では日本の全国紙のような大部数の新聞はあまりありません。

日本では、都道府県単位の新聞も、通信社からの配信記事を通して、同じ全国ニュースや四コマ漫画が掲載されていたりしすが、それと同じように、全米各地の地方紙にも、所属するシンジケートを介して、同じエッセイやマンガが多くの新聞に同時に掲載される形をとっています。

そういう事情もあって、ビル・キーンのマンガは、ピーク時には世界全体で1500紙に掲載されていたそうです。

新連載『一歩差がつく大人の英語』Week 0

いよいよ新しい年、オリンピックの年を迎えました。

本日(1月6日、月曜)から「一歩差がつく大人の英会話」 “Improving Your English Skills” の連載を開始します。

Facebook と Twitter では1日1回、

こちらのブログでは一週間(5回)分をまとめて(+音声)、毎週土曜日に掲載します。

まず本日(月曜ですが)は “Week 0” として、

こちらでは、新年のご挨拶と縁起物の干支(えと)について、

英語でどう表現するか、を取り上げます。

このページの最後で、今回の英語の発音をまとめて聞くことができます。


  • 明けましておめでとうございます。
    Happy New Year!

※ 文頭の A は不要です。

  • 昨年はお世話になりました。

    Thank you for everything last year.
  • 本年もよろしくお願いいたします。

    I look forward to working with you this year too.
     (仕事先)

    Best wishes for 2020.
     (友人など)

※西暦の読み方: 2桁ずつ区切り、2019 (Twenty nineteen)、
2020 (Twenty twenty) と発音します。 

  • 干支(えと)   

    Chinese zodiac
  • 十二支

    12 animals of the Chinese zodiac
  • 亥年(いどし、イノシシ)から子年(ねどし、ネズミ)へ

    From the year of the boar (2019) to the year of the rat (2020)

・子(ね)、ネズミ   rat または mouse
・丑(うし)    ox
・寅(とら)   tiger
・卯(う)、ウサギ    hare または rabbit
・辰(たつ)、龍    dragon
・巳(み)、ヘビ   serpen または snake
・午(うま)   horse
・未(ひつじ)    sheep
・申(さる)   monkey
・酉(とり)   rooster または cock
・戌(いぬ)    dog
・亥(い)、イノシシ    boar

#一歩差がつく大人の英語 #ImprovingYourEnglishSkills

人生の名言・迷言58 自分の夢に向かって自信をもって進み、、、

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自分の夢に向かって自信をもって進み、思い描いた人生を生きようと努力すれば、いずれ思わぬ形で成功を手にするだろう。

ヘンリー・デビッド・ソロー

ソロー(1817年~1862年)はアメリカの作家、思想家。

20代後半にマサチューセッツ州にあるウォールデン湖の湖畔に丸太小屋を建て、2年2カ月の間、ほぼ自給自足の生活をおくりました。その記録である『ウォールデン 森の生活』は名著として現代にいたるまで広く読みつがれています。

日本では明治時代に最初の翻訳が出て以来、およそ三十種類の訳書が出版されています。
ちなみに、小屋を建てた土地は、師として交流があった哲学者で詩人のエマーソンの所有地だったそうです。

『コンコード川とメリマック川の一週間』はボートで川をめぐる紀行で、自費出版した処女作ですが、まったく評価されなかった(売れなかった)ようです。

ソローは環境保護運動の先駆者として、また戦争に反対する「市民的不服従」や奴隷制度反対の講演活動などでも知られていますが、ハーバード大学を卒業した、いわゆるエリートでありながら、生涯、定職につかず、四十四歳で死去しました。

他に主な著作として『メインの森』、『コッド岬』などがあります。

人生の名言・迷言 57

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学校の教室では、クリスマスをツリーや飾りやトナカイで祝うことができるが、肝心の誰の誕生日を祝うのかが忘れられているようだ。生徒にこの日をなぜクリスマスと呼ぶのかと聞かれたとき、先生はどう答えるのだろう。


ロナルド・レーガン

たしかに、クリスマスって何って聞かれて、「イエス・キリストの誕生日」とすぐに答えることができる子供は(大人も)少ないかもしれませんね。
「クリスマスカードをやりとりする日」とか「プレゼントがもらえる日」「ケーキや七面鳥を食べる日」という人も多そうです。


仏教や神道が混在する日本では、ハロウィンやクリスマスの方が雛(ひな)祭りや節分など季節の伝統行事より盛んになっているので、特にそうかもしれません。

ロナルド・レーガン(1911年~2004年)は、アメリカ合衆国の第40代大統領。
ハリウッドの映画俳優からカリフォルニア州知事をへて、1980年、史上最高齢(69歳11カ月)で大統領に就任しました(再選時は74歳)。ちなみに現在の最年長記録は、2017年に第45代大統領に就任したドナルド・トランプの70歳11カ月。

政策としてはアメリカ経済の回復をめざす「レーガノミックス」をかかげ、減税や積極財政で一定の成果をあげたものの、貿易赤字と財政赤字という双子の赤字を生み出してしまいました。

当時のソビエト連邦などと対抗する、力による平和という理念に基づき、強硬な「レーガン・ドクトリン」をかかげて、イギリスのサッチャー首相(1925年~2013年)や日本の中曽根康弘首相(1918年~2019年)とも密接な関係を結びました。

とくに中曽根首相とは、互いに姓ではなく名前で呼び合う「ロン・ヤス」関係を築いたことでも知られています。

晩年はアルツハイマー病であることを公表し、2004年に93歳で死去しました。

人生の名言・迷言 56 どこかで何か信じられないものが発見されるのを待っている

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どこかで何か信じられないものが発見されるのを待っている。

カール・セーガン

カール・エドワード・セーガン(1934年~1996年)はアメリカの天文学者。

コーネル大学教授として教鞭をとるかたわら、無人惑星探査機計画に参加したり、宇宙や科学に関連する啓蒙書を執筆してベストセラーになるなど、二十世紀で最も著名な宇宙科学者の一人。

全米科学アカデミーの会員に推薦されたものの入会が認められないなど、科学者としての学界での評価はそれほど高くなかったようですが、二十世紀後半の地球外生命体の存在をめぐる議論の中心には常に彼がいました。

科学についての「悪霊がさまよう闇の世界を照らすローソクの光」というセーガンの比喩は、似非(えせ)科学や迷信に対する姿勢をよく示しています。

ところで、「どこかで何か信じられないものが発見されるのを待っている」という言葉はオバマ大統領がスピーチで引用するなど、非常によく知られているものなのですが、実は、これはカール・セーガン本人が口にした言葉ではないという説もあります。

というのは、この言葉は彼の著作のどこにも見つからないからです。

歴史的経緯を探ると、米国の有力ニュース週刊誌ニューズウィークが「地球外の世界を探る」という特集でカール・セーガンを取り上げた際(1977年8月15日号)、記事の最後がこの言葉で締めくくられていたため、これがカール・セーガンの発言として流布していったということのようです。

その記事の執筆者の一人であったシャロン・ベグリーが、一連の取材のまとめとして、自分がそのように表現したということを認めています。

人生の名言・迷言55 悲観主義者は風が出てきたと不満をもらし、、、

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現実主義者は風が出てきたと不満を漏らし、楽観主義者はそのうち変わるだろうと期待し、現実主義者は帆を調整する。

ウィリアム・アーサー・ウォード

ウィリアム・アーサー・ウォード(1921年~1994年)はアメリカのキリスト教メソジスト派の指導者で、リーダーズダイジェスト誌のような一般雑誌に、わかりやすい言葉で人生訓のようなものを書いて人気を博していた作家でもあります。

キリスト教は宗教改革以降はカトリックとプロテスタントに二分されますが、メソジスト派というのは後者で、日本では青山学院や関西学院が該当します。

教育現場では「凡庸な教師はただ教える(ただしゃべる)。よい教師は説明する。すぐれた教師は手本を示す。偉大な教師は相手をその気にさせる(心に火をともす)」というウォードの言葉も有名で、いろんな学校の校長先生の「お話」にもよく出てきますので、一度くらい聞いたことのある人もあるのではないでしょうか。

日本で一口にミッション系の学校といっても、カトリックからプロテスタントまであり、さらにそれぞれが長老派だとかルーテル派だとか、母体となる教派や教団で(?)で細分化されていますので、なかなか簡単にはいきませんね。

たとえば、誰でも知っている十字架ひとつとっても、カトリックでは、イエス・キリストが磔(はりつけ)になっていますが、プロテスタントの十字架にはキリストの姿はなくて、単なる十字のみだったりします。

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