投稿者「atl-editorial」のアーカイブ
『海のロマンス――練習帆船大成丸の世界周航記』(現代表記版)
米窪太刀雄著『海のロマンス――練習帆船大成丸の世界周航記』(現代表記版)の電子書籍版が7月18日(海の日)に刊行されました(電子書籍販売サイトによって多少ばらつきがあります)。
なお、オンデマンド出版による紙本は本日(7月28日)刊行予定でしたが(関係ファイルは提出済み)、アマゾンのシステムトラブルでオンデマンド出版の処理が停止していましたが、復旧したという報告を受けています。
また、アマゾンKindleに加えて、8月下旬以降に楽天ブックス/KOBOと東京・三省堂書店でもオンデマンド出版のご注文が可能となります。
電子書籍版に引き続き、紙本(パーパーバック)も刊行予定です。
※電子書籍販売サイトでは、各システムの都合上、発売開始時期が多少前後することがあります(1~2週間)。
あしながおじさん3(完結編)の紙本(オンデマンド出版)の発売開始
『あしながおじさん 3』(シリーズ完結編)の紙の本(オンデマンド出版)は本日、発売開始です。対応する朗読ファイル(英語)も用意ができました。
朗読ファイルは、こちらの「立ち読みコーナー」から
なお、オンデマンド出版の紙本はアマゾンから発注していただくシステムになっていますので、ご了承ください。
英和対訳『あしながおじさん 3』(完結編)を刊行しました
立ち読み: 英和対訳 『あしながおじさん』 1、2、3(全三巻)朗読ファイルもこちら
ジーン・ウェブスター Jean Webster の名作
『あしながおじさん Daddy-Long-Legs』
この本の特徴
- 英文と日本語訳を対訳で示し、受験英語であまり取り上げられない単語や表現を中心に、むずかしいと思われる語句の意味や説明を添えてあります。
- 前半に対訳式の英文と訳文が並び、後半には英文のみが記載され、しかも、英文の音読ファイルを利用できるようになっています。
日本語訳を参考に一通り読んで内容を理解したところで、今度は英語の音読を聞きながら英書を読むという、目と耳を使った新しい読書体験ができるようになっているわけです。
また、この本の挿絵(さしえ)は、作者ジーン・ウェブスター自身が描いたもの。
「へたうま」というより本当に下手(?)……とはいえ、つい口元がゆるんでしまう味のある絵を楽しむことも読書の楽しみの一つ。
朗読ファイル(このページの一番下)は、目次 (Contents) からジャンプできます。
※ サイト更新時に生じた朗読ファイルのリンクの不備を修正しました。ご迷惑をおかけしました(2023年3月23/24日)。
『英和対訳 あしながおじさん 1』を出版しました
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『英和対訳 あしながおじさん 1』 原文+和訳+語注+英文朗読 現在、アマゾン Kindle のみで販売しています(他の電子書店では価格制限があるため、他の国内主要電子書籍ストアでは、1,2,3の合本版を後日、販売いたします)。 |
何種類も日本語版が出ている児童文学の名作ですが、この本の一番の特徴は「原文+和訳+語注+朗読」の一粒で四度おいしいところです。
しかも、ワンコイン・マスターシリーズの一冊なので、電子書籍の販売価格は100円です(システムの都合でオンデマンド出版の紙版書籍は時期が多少遅れます。価格も1000円を軽く超えてしまうため、電子版がおすすめです)。
この価格(100円)ではKindle以外の電子書籍ストアでは販売できないため、他の電子書籍ストアでは1、2、3の合本版を来年春に刊行する予定です。
立ち読みコーナーで、実際にご覧いただけます。朗読ファイルはすべてそちらでダウンロード可能です。
立ち読み:『スティーヴンソンの欧州カヌー紀行』
※お断り
「はじめに」と「訳者あとがき」は全文をお読み頂けますが、『カヌー紀行』と『光と風と夢』については冒頭部分のみとなります。あらかじめご了承ください。
販売されている電子書籍の表示は縦書きで、必要に応じてルビがふってありますが、こちらでは横書きで、ルビは漢字の後に( )で示してあります。
はじめに
ロバート・ルイス・スティーヴンソンは『宝島』や『ジキル博士とハイド氏』などの作品で知られる十九世紀イギリスの作家で、晩年(というか、四十四歳で死亡しているので短すぎるその人生の後半)は、転地療養に適した土地を探した末に、南太平洋のサモアに妻と移り住み、その地で没しました。
この紀行は、二十代のスティーヴンソンが友人と二人で大陸(ヨーロッパ)にカヌーを持ちこみ、川や運河づたいに旅をした記録です。 続きを読む
『スティーヴンソンの欧州カヌー紀行』を出版しました
スティーヴンソンの欧州カヌー紀行
ロバート・ルイス・スティーヴンソン著 明瀬和弘訳
400円(税込)
2021年10月10日
ISBN 978-4-908086-10-6
・ロバート・ルイス・スティーヴンソンの An Inland Voyage の新訳。 続きを読む
『スナーク号の航海』(ジャック・ロンドン著)を刊行しました
ネット連載していたアメリカの作家ジャック・ロンドンのヨットによる太平洋周航記『スナーク号の航海』を電子書籍として出版しました。
『野生の呼び声』や『白い牙』などのアラスカ物で知られるアメリカの作家ジャック・ロンドンは、『馬に乗った水夫』という伝記のタイトルが象徴しているように、北海道沖でのアザラシ猟の漁船に乗り組んだり、ヨットを建造して世界一周航海に出発するなど、生粋の海の男でもあった。本書はヨット、スナーク号による太平洋航海記の全訳(本邦初訳)である。ジャック・ロンドンが十七歳で懸賞エッセイに応募して一等になった幻の、ある意味で事実上の処女作となる『日本沖で遭遇した台風の話』も巻末に収録。
電子ブックの構成や書式の都合で割愛した原著の写真についても「立ち読み」コーナーですべて閲覧可能です。
Amazon、楽天KOBO、紀伊國屋書店 Kinnopy、Appleブックスなど主要電子書籍ストアで販売されます。
発行日は本日(11月10日)ですが、各サイトで購入可能になる時期には多少ずれがあります。
また、オンデマンド出版で紙本も購入可能となる予定です(現時点で Amazon のみです。なお、手続き上、電子書籍の発行から紙書籍の販売までは1,2週間遅くなります)。
立ち読み:『スナーク号の航海』(ジャック・ロンドン著) 5/5
本書はアメリカの作家ジャック・ロンドン(一八七六年~一九一六年)が三十一歳になった一九〇七年、ケッチ型帆船のスナーク号で南太平洋を航海したときの記録 The Cruise of the Snark の全訳である。
この航海は当初、数年をかけた世界一周を予定していたが、本書を読みすすめるとおわかりのように、南太平洋でさまざまな風土病や感染症などの疾病に作家自身を含めた乗組員のほとんどが苦しめられ、オーストラリアに到着したところで航海を断念している。 続きを読む