人生の名言・迷言 46
不可能なことは何もありません。不可能 (impossible) という言葉自体が
「わたしはできる (I’m possible)と言ってるじゃありませんか。
オードリー・ヘップバーン
オードリー・ヘップバーン(1929年~1993年)といえば、映画『ローマの休日』で可憐で繊細な王女を魅力的に演じて大人気になった女優です。
ベルギー生まれのイギリス育ちで、第二次世界大戦中はドイツ軍におびえ、貧血や呼吸器障害なども経験しています。
バレリーナをめざしていたものの、成長期の栄養失調でプリマドンナは難しいかもしれないと言われたことから舞台に立つようになり、アメリカのブロードウェイで舞台女優として成功し、そこからさらにハリウッドでの世界的な大成功へとつながっていきました。
欧州は地理的関係から多言語に堪能な人が多く、オードリーも英語やオランダ語、フランス語など五カ国語を身につけていたそうです。
ちなみにこの ”I’m possible” は「学校英語」としては文法的におかしくて、”It is possible that…” “It is possible for me to …”という形にすべきなのでしょうが、いろんな意味で人気があって、現在のテレビコマーシャルなどでもよく使われています。
I’m possible のヘップバーンのポスター