今週の名言・迷言 37

幸福の扉の一つが閉ざされたときには、別の扉が開くものです。でも、私たちは閉じた扉をずっと見つめているので、開かれた扉のことは目に入らないのです。

ヘレン・ケラー

ヘレン・ケラー(1880年~1968年)は、幼児のころにかかった髄膜炎の後遺症で目と耳に重度の障害を持ち、甘やかされて育てられました。

両親の依頼で盲学校から派遣されたアン・サリヴァン先生(当時20歳!)と出会ったことで、女子の高等教育(ラドクリフ・カレッジ。1999年にハーバード大学と合併)を受けるまでになり、障害者の教育や福祉に力をそそいだことで知られています。

三度も来日し、映画などで「奇跡の人」として知られていますが、この奇跡の人(The Miracle Worker” は、本来はヘレン・ケラーではなく、ヘレン・ケラーを導いたサリヴァン先生のことを指すのだそうです。

ちなみに、今年の平昌オリンピックの後、ロシアのフィギュアスケートのザギトワ選手に秋田犬が送られましたが、一世紀ほど前に来日したヘレン・ケラーに対しても、彼女の希望を受けて秋田犬が送られています。

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